哺乳瓶拒否が治ったきっかけ10選|突然飲まなくなった時の対処法と克服までの体験談

育児

 

この記事でわかること

・哺乳瓶拒否の原因を見つける「フローチャート」

・今すぐ試せる哺乳瓶拒否の治し方10選と効果のあり or なし

・保育園入園前に焦らずできる克服の手順

 

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哺乳瓶拒否は突然始まる?いつ治る?

哺乳瓶拒否とは、多くの赤ちゃんに起こるよくある悩みです。

それまで飲めていた哺乳瓶を突然嫌がり、ミルクを飲まなくなる現象をいいます。

突然のことなので驚き戸惑ってしまいますが、発達の問題などではなく、成長による変化・味や吸い心地の違和感・気分や環境によって簡単に引き起こされます。

 

哺乳瓶拒否はいつから始まる?哺乳瓶拒否は生後2ヶ月~3ヶ月ごろからはじまることが多いです。
この時期は赤ちゃんが母乳とミルクの違いを認識し始める時期。混合育児の赤ちゃんに多く見られます。

 

私の息子は生後2ヶ月で突然の哺乳瓶拒否を起こしました。0歳からの保育園入園を予定していたので本当に焦りました。

 

哺乳瓶拒否はいつ治る?息子はさまざまな方法を試して約1ヶ月で哺乳瓶拒否を克服することができました。
原因がはっきりする場合は数日~数週間で治るケースも多く、突然飲めるようになることも多いようです。

 

この記事では、哺乳瓶拒否克服のために私が実際に試した10種類の方法について「効果あり・少し効果あり・効果なし」を記しているので、何から試せばいいか迷わなくなると思います。

同じ状況で悩んでいるママに、少しでも早く解決先が見つかれば嬉しいです。

 

▼混合育児中の息子が、突然ミルクを飲まなくなったときのことはこちらにまとめています。

 

【結論】哺乳瓶拒否は原因別に対処すれば改善する!

 

哺乳瓶拒否は赤ちゃんのわがままではなく、ちゃんと理由があります。

主な原因はこのあたり▼

  • 哺乳瓶の乳首のサイズが合っていない
  • 哺乳瓶そのものが嫌いになった
  • ミルクの味が苦手
  • ミルクの温度が気に入らない
  • ミルクを飲ませるタイミングが合っていない

つまり、原因に合った対策をすれば改善する可能性が高いのです!

 

まずやることは、このふたつ▼

  1. 乳首のサイズを確認
  2. 哺乳瓶とミルクどちらが嫌なのか確認

ここで原因がはっきりすれば、哺乳瓶(乳首)かミルクブランドを変えるだけで哺乳瓶拒否が治るかもしれません。

フローチャートを用意しましたので詳しくは「哺乳瓶拒否の原因を探る2ステップ」をご覧ください。

 

そして、息子が1ヶ月で哺乳瓶拒否を克服した流れは以下の通りです▼

  1. 哺乳瓶をNUKネイチャーセンスに変更
  2. タイミングと体勢を研究して嫌がらない条件を探す
  3. ミルクを少し温かめにし、ママ以外が飲ませる
  4. 飲まない日はスプーンで少しだけ与えてミルクへの抵抗感をリセット

手間はかかりますが、タイミングと体勢をコツコツ研究することが一番やってよかったことだったと思っています。

 

哺乳瓶拒否は原因ははっきりしないことが多く解決策もお子さんによって異なります。

そのため、なぜ哺乳瓶拒否をしたのか少しづつ探っていくことが必要です。だからこそこの記事では「どの方法が効いたのか」を詳しく記録しました。

 

ここからは、原因別の対処法や原因を見つけるためのフローチャートなど詳しく説明していきます。

 

哺乳瓶拒否克服のため一番大切なこと

 

それは焦らないこと」です。

 

保育園の入園が迫っていたり、人に預ける予定があったりするとどうしても焦りがうまれます。私自身、焦りに焦って自分と息子を追い詰めました。

焦って授乳しようとすると、ママの緊張感が赤ちゃんに伝わり、余計に拒否が強まることがあります。私も無理やり飲ませようとして拒否を強めてしまいました。

「飲まなくてもOK!飲んでくれたら天才!」くらいの気持ちでチャレンジすることが克服への近道だったなと思います。

 

目指すゴールはここ!

少しでも飲めたらOK!完璧を目指さない

息子は当時全量120mlでしたが10mlから少しずつ量を増やしました!

 

栄養が摂れないのでは?水分が足りないのでは?と心配が尽きないかと思いますが、母乳が飲める場合はとりあえず母乳に任せておけば問題ありません。

ミルクを飲ませたい一心で母乳を控えるなど無理な対応はせず、赤ちゃんを優先しましょう。

 

飲む量が減っていても、機嫌が悪くなく、おしっこが出ていて、顔色が悪くなければ心配ないとのことですが、体重が減っているなど心配事があればすぐに小児科医に相談すると良いかと思います。

 

哺乳瓶拒否の原因を探る2ステップ

 

治し方を試す前に、まず「何が嫌なのか」を絞りこみましょう。

原因が特定できると解決がぐっと早まります。

1.乳首のサイズを確認する

まず確認したいのが、哺乳瓶の乳首(ニップル)が月齢に合っているかどうかです。

 

例えばピジョン「母乳実感」の場合、月齢ごとに推奨サイズがあります。

新生児用のSSサイズを長く使い続けていると、力いっぱい吸ってもミルクが出にくくなり、嫌がる原因になることがあります。

 

📋ピジョン母乳実感:乳首サイズの目安

●SS(丸穴)    0ヵ月~  (飲む目安:50mlなら約10分)
※生後すぐの赤ちゃんに
●S(丸穴)     1ヵ月頃~ (飲む目安:100mlなら約10分)
●M(スリーカット) 3ヵ月頃~ (飲む目安:150mlなら約10分)
●L(スリーカット) 6ヵ月頃~ (飲む目安:200mlなら約10分)
●LL(スリーカット)9ヵ月以上 (飲む目安:200mlなら約5分)

出典:ピジョン株式会社 商品情報

 

私もSSサイズを長く使いすぎてしまいました。拒否が始まる少し前から、ミルクを飲むのが下手になったように感じていましたが、もしかしたら乳首のサイズが原因だったかもしれません。

 

 

吸った分だけミルクが出るため乳首のサイズを変える必要がない哺乳瓶もあります。

チュチュベビーのらく飲み哺乳びんです。

穴の部分がスーパークロスカットという特別な形状をしていて、吸う力に応じてミルクの出る量が自然とコントロールされるのです。

 

生後1ヵ月ごろにミルクを口から溢れさせるようになったので使用しましたが

全くこぼさずに飲んでくれたのでめちゃくちゃオススメです!

 

スーパークロスカットの詳しい説明は公式HPでぜひ詳しく確認してみてください。

おっぱいからの授乳環境に近づけた、乳頭混乱をおこしにくい哺乳瓶【ChuChu】

 

2.哺乳瓶 vs ミルク どちらが嫌かを見極める

「哺乳瓶拒否」と呼びますが、嫌なのが「哺乳瓶」なのか「ミルク自体」なのかで対策が変わります。方法は2つあります。どちらも試してみると良いと思います。

 

空の哺乳瓶(乳首のみ)をくわえさせるとどうなる?

嫌がる:哺乳瓶(乳首)が嫌な可能性

→ 哺乳瓶を変更する・別の方法でミルクを飲ませるなどのアプローチ

嫌がらない:ミルクが嫌な可能性

→ ミルクを変えるアプローチへ

 

ミルクブランドを変えてみるとどうなる?

飲む:いつものミルクの味が嫌だった可能性

→ 飲んだミルクで様子を見る

飲まない:ミルク製品自体が嫌(母乳がいい)な可能性、哺乳瓶(乳首)が嫌な可能性

→ 母乳をいつもの哺乳瓶に入れてテストへ

 

搾乳した母乳をいつもの哺乳瓶で与えてみるとどうなる?

飲む:哺乳瓶はOK、ミルクの味が嫌な可能性

飲まない:原因不明。これから紹介する方法を順番に試してみる

 

息子はどのフローにも当てはまらない「原因不明」タイプでした。

空の哺乳瓶はくわえる。哺乳瓶を嫌がっているわけじゃなさそう。でもミルクが入っていると嫌がるので、ミルクブランドを変更しても飲まない。母乳を哺乳瓶で飲ませてみたけど飲まない。直接母乳を飲むことはできる。

なので、考えられる方法をすべて試してみることにしました。

 

哺乳瓶拒否を克服するために試したこと10選

 

私が哺乳瓶拒否を治すためにやってみたことを順番に紹介します。各方法に私の息子への効果を記しています!参考になれば嬉しいです。

どの方法がお子さんに合うかは未知数なので、簡単に試せるものから順番に、お子さんに合う方法に出会うまでできれば全部やってみることをお勧めします。

 

方法1.ミルクを少し薄める

夏場は少し薄めのミルクを作ると飲みやすくなり飲んでくれるとの情報を見て、お湯を10mlほど多めにして試してみました。

 

× 息子には効果なし

 

ミルクを薄めすぎると必要な栄養が摂れなくなることがあるため注意が必要です。産院でも「薄めすぎは栄養に影響する」と言われました。

薄める場合は少量(5~10ml程度)にとどめ、薄めないと継続して飲めないような場合は他の方法を試しましょう。

あくまでもミルクを再度飲み始めるきっかけとなればと思います。

 

方法2.眠そうなときに飲ませてみる(ねんね飲み)

うとうとしているときや寝起き直後の半覚醒状態でそっと哺乳瓶をくわえさせる方法です。「ねんね飲み」とも呼ばれます。

 

× 息子には効果なし

息子は寝ぼけているときも騙されませんでしたが、ネット上では「この方法で飲んでくれた」という声がとっても多く見られました!月齢が低いほど効果が出やすいようです。

 

方法3.母乳を少し飲ませてから哺乳瓶に差し替える

最初に直接授乳で少し母乳を飲ませ、飲み始めた瞬間にスライドするように哺乳瓶に切り替える方法です。

 

× 息子には効果なし

 

息子は切り替えた瞬間に嫌がりました…

こちらに関しては根本的な解決策というよりは「緊急でどうしても飲ませたいとき」の対処療法として有効かなと思っています。

 

方法4.ミルクの温度を少し高めにする

赤ちゃんは冷たいものよりも少し温かいものを好むそうです。

ミルクの温度は手に1滴落とした時になにも感じない温度が適温ですが、それよりも少し高めにしたミルクを作ります。

さらに、口に触れる部分が温かいと飲んでくれることがあるようなので、乳首の部分にお湯をかけて温めてから飲ませてみました。

 

△ 少しだけ飲んでくれた

 

劇的な改善にはなりませんでしたが、温かいほうが好みなことがわかり、以降は少し高めの温度でミルクを作るようにしました。

 

方法5.ママ以外の人がミルクを飲ませる

赤ちゃんは「ママ=母乳をくれる人」と学習しています。

そのためママが哺乳瓶を近づけると「なんでおっぱいじゃないの?」と混乱して拒否が強まることがあるようです。

そこでママ以外の人がミルクをあげることで混乱せず飲んでくれるという解決法です。

 

○ 一気に全量飲み干し → 回数を重ねるごとに飲みムラあり

 

夫や父に飲ませてもらうと、少し落ち着いて飲むことができました。

はじめて私以外の人が飲ませたときは、空腹もあったのか全量を一気に飲み干しました。その後は飲む量にムラがありつつも、私が飲ませるときのようなギャン泣きはありませんでした。

ただし、私の姿が見えたり声が聞こえたりすると途端に泣きはじめるので、別の部屋でじっと待機していました。これはこれで辛かったです…

 

女性より男性のほうが効果的なケースが多いです。女性の匂いや体型に反応してしまうことがあるため、パパやおじいちゃんが最適な担当者です。

 

方法6.哺乳瓶を変更する

哺乳瓶拒否の克服に特に効果があるといわれているのがNUKのネイチャーセンスです。

「おっぱいと同じ飲み方ができる」をテーマに作られていて、乳首の形状がママのおっぱいに近く設計されており、赤ちゃんが混乱しにくい構造になっています。

さっそく購入して飲ませてみました。

 

◎ 通常量を一気に飲み干してくれた

 

こちらが購入したNKUの哺乳瓶。(プラスチック製です)

 

・複数の穴からミルクが出る形状

・口の中で唾液とミルクが混ざり、むせにくく消化を助ける

・他の哺乳瓶と比べて少しシリコンが固め

・一生懸命飲まないといけない設計で吐き戻しも少ない

 

哺乳瓶にもともとついている乳首はMサイズで穴は6つ。

Sサイズは3つ穴で、パッケージにはさく乳した母乳用と書いてありますがミルクにも使えます!

私はプラスチックの哺乳瓶(Mサイズ乳首付き)と別売りのSサイズの乳首を購入。


わかりにくいですが、左が6つ穴・右が3つ穴です。

 

 

6つ穴は哺乳瓶を傾けるとミルクがこぼれるくらいよく出ます。なのでミルクにおぼれてしまうことも。

あまりごくごく飲めない子や月齢の低い子には3つ穴がオススメです。

息子にも3つ穴を主に使用しました。

 

同様に効果があると口コミが多いのがピジョンの桶谷式母乳相談室です。

 

 

こちらもおっぱいに似た形と固めの乳首が特徴で、哺乳瓶拒否への効果が期待できます。

母乳実感の哺乳瓶に乳首だけ付けられるのも嬉しい!

 

方法7.スプーンでミルクを少しずつ飲ませてみる

離乳食用のスプーンで少しずつミルクを口に入れる方法です。

主に哺乳瓶を嫌がっている子に有効な方法ですが、息子のように「哺乳瓶は嫌じゃないしミルクも嫌じゃないけど、哺乳瓶からミルクを飲みたくない」という拒否のしかたをする子にも有効です。

 

◎ 効果大!最後まで飲み干してくれた

 

息子はどちらかというと哺乳瓶よりもミルクを嫌がっているようだったので、吐き出さないように1滴から、軌道に乗ってからスプーン1杯ずつ飲ませました。

その結果「ミルクがおいしい、普通に飲める」と思い出してくれたのか、この翌日から哺乳瓶でも飲んでくれるようになったんです!

 

上手に飲ませるポイント

口の端からスプーンを入れ、ほっぺの内側に沿わせてミルクを流し込むとのどに落ちやすく飲みやすくなります。

こうするとうまく喉に落ちて飲みやすいようです。

 

ただ、40mlを飲ませるのに約1時間かかってしまいました…

毎回の授乳には向きませんが「ミルクへの抵抗感をリセットする」ためにとても有効でした。

 

方法8.飲んでくれるタイミングと体勢を研究する

どんなとき・どんな体勢なら飲むかを記録して、パターンを見つける方法です。

時間がかかりそうですが、急がば回れでこれが実は一番の近道になることがあります。

 

◎ 息子には大きな効果あり

 

息子の場合は以下の条件が整ったときに嫌がらずに飲んでくれることがわかりました

・お腹が空いているが、まだ泣いていない段階(泣きはじめると拒否が強くなる)

・お腹が空いていてかつお風呂あがり(お腹が空いてないお風呂あがりはダメ)

・あおむけに寝転がった状態で、頭がわずかに体より低い姿勢のとき

・哺乳瓶を正面からまっすぐに差し込む(横抱きは母乳を連想させるためNG)

個人的には、ミルクを飲ませる姿勢が最も重要だったように思います。

 

寝転がった姿勢での授乳はミルクが軌道に入らないよう注意が必要です。首の座っていない時期は特に気をつけましょう。

方法9.コップ・マグ・スパウトを使う

哺乳瓶はいったん諦めて、コップなどを使ってミルクを飲ませる方法です。

哺乳瓶の乳首の形が嫌いなお子さんに向いています。

 

息子は月齢的に未使用

 

息子はまだ小さくてどれも使用できなかったのでこの方法は試せませんでしたが、スパウトを使って飲ませる方法で解決したという声はとても多いです。

月齢が進んだ赤ちゃん(生後5ヶ月以降が目安)に特に有効です。

 

▼スパウトとはこのような飲み口のこと

四角いフォルムの飲み口で、乳首の形ではないため抵抗感が少ないです。やわらかく吸いやすい素材で、哺乳瓶からコップへの移行にも使えます。

 

方法10.哺乳瓶の乳首で遊ばせてなじませる

おもちゃとして乳首をくわえさせたり触れさせたりして、哺乳瓶を「こわくないもの」として認識させる方法です。

 

△ 徐々に慣れてくれた印象

 

授乳以外の場面で哺乳瓶に慣れさせることで、授乳時の抵抗感が少しずつ下がっていきました。

即効性はありませんが、他の方法と並行して続けると効果が出やすいかと思います。

 

まとめ:効果一覧と克服の流れ

 

約1ヶ月で哺乳瓶拒否を克服した息子の体験をもとに、10種類の方法の効果をまとめます。

 

最後に、息子が哺乳瓶拒否を克服した流れをもう一度。

  1. 哺乳瓶をNUKネイチャーセンスに変更
  2. タイミングと体勢を研究して嫌がらない条件を探す
  3. ミルクを少し温かめにし、ママ以外が飲ませる
  4. 飲まない日はスプーンで少しだけ与えてミルクへの抵抗感をリセット

 

4ヶ月健診で小児科の先生に聞いたところ「哺乳瓶拒否の克服は子供の研究が最良」と言われました。

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息子4ヶ月ヵ月と18日 4ヶ月健診に行ってきました! 子育てには慣れてきましたが

 

お子さんにとっての「嫌がらない条件」を少しずつ積み上げていくのが確実な道かと思います。お子さんに合った克服方法がきっとあるはずです。

哺乳瓶拒否は本当につらいですが、同じように悩んで乗り越えているママと赤ちゃんがたくさんいます。私も先人の知恵をお借りしながら試行錯誤を繰り返しました。

 

息子は飲みムラがありつつも、私からもミルクを飲んでくれるようになりました。

焦らずゆっくりと「ミルクもおいしいよ」と教えていけるといいですね。

 

同じ状況で悩んでいるママが少しでも楽になりますように。