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【出産レポ1】予定日超過からの誘発入院

妊娠・出産

妊娠中、出産レポを読むのが好きでした。

こわいと思いながらもホラー映画を観てしまうあの感じを味わいながら、予習予習…といろんな方のレポを読み漁りました。

読んでいて思ったのは、お産は十人十色で同じお産なんてひとつもないなということ。でもどれも尊いことだということ!

私も自分の出産体験を忘れないうちに記しておこうと思います。

 

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出産レポはプレパパにこそ読んでほしい!

 

出産レポは出産を控えたお母さんたちに需要があると思うのですが、出産がどれだけ過酷で、どれだけ重労働で、どれだけ不安なものなのかは一生経験することのない男性にこそ知ってほしいのです。

私は夫の立会い出産でしたが「こんな壮絶だとは思わなくてびっくりしている間に終わった。何もできなかった」と言っていて、父親側の予習の大切さを改めて感じました。

旦那様にもシェアできるようなレポになればいいなと思います。

 

 

予定日超過での出産

 

私は41週2日で子供を出産しました。出産予定日から9日後の出産です。

出産予定日を1週間超過しても陣痛が起きなかったため誘発入院をしました。

 

誘発入院とは

陣痛促進剤などを使用して陣痛を人工的に誘発するため決められた日に入院をし、措置を受けて出産するものです。

 

初産では予定日超過はよくあること。

予定日を過ぎても41週6日(超過2週間)までであれば正常な範囲と言われているため、産院によっては2週間待つところもあるようですが

私の産院では1週間を超えたら入院というシステムでした。

 

memo私の誘発入院スケジュール

 

・入院初日に経口の陣痛促進剤を使用(1時間置きに6回飲む)

 

・6回の経口薬が終了したら当日の処置は終了

 

・翌日、子宮内にバルーンを挿入し子宮口を開く処置

 

・その後、点滴の陣痛促進剤を投与(点滴の促進剤は経口薬よりも効き目が強い)

 

・その翌日に出産予定

 

ツイッターでは予定日超過することが「超過ランド行き」などと言われていますが、予定日超過は想像以上に精神的にも肉体的にもキツイのです。

これは超過ランドに足を踏み入れた人にしかわからない感情だと、予定日を超えてはじめてわかりました。

最初は「まだかな まだかな?」とワクワク感を持って待っていたのですが、だんだん焦りで不愉快になっていく気持ちの変化とともに出産までを振り返りたいと思います!

 

 



出産予定日を迎えるまで

 

出産予定日は2019年7月上旬。

予定日の1週間ほど前からいつ陣痛が始まるんだろう!もしくは破水が先か?などとそわそわしていましたが、張りやおしるしなど一切なし。すでに腹囲は1メートル超。

 

出産に近づくと下がってくるといわれているお腹も全く下がってきません。

いつまでも後期つわりが終わらず胃や肺が苦しいまま。産まれてくる気配はゼロ。

予定日直前の妊婦健診で先生から

 

胎児が全くおりてきていないし、おりてくる気配もありません。

子宮口も全く開いていないからおそらく陣痛はまだまだ起こらないでしょう。

出産予定日に骨盤のレントゲンを撮ります

 

と言われました。

 

このときのメンタル

初産は予定日超過しがちだというし少しくらい遅れてもなんともないな、とまだまだ気持ちに余裕あり。

 

陣痛ジンクス(焼肉・オロナミンC・スクワット・雑巾がけなどなど…)は所詮ジンクスでしかないと思い何もしませんでした。

 

ただ、先生から「たくさん歩いてください」と言われたので歩き回るようにはしていました。

 

歩くと陣痛きちゃうかも!なんてわくわくしながら毎日のんきにウォーキング。

 

 

出産予定日にレントゲン撮影

 

そして迎えた出産予定日。兆候は全くなし。

予定通りレントゲン撮影へ向かいます。

 

妊婦がレントゲン撮影できるの?!と思いましたがよくある事のようですね。必ず撮影する産院もあるのだとか。

レントゲンに使用する放射線量は胎児に影響がない微量だそうです。

私が行ったのは「骨盤計測撮影」で、胎児の向きや産道の広さ、骨盤と胎児の位置や大きさの兼ね合いを見るためのもの。

ここで問題が発覚した場合は経膣分娩ではなく帝王切開などが検討されるとのこと。

そのほかにも、胸や肺を見る「胸部レントゲン撮影」を行うこともあります。

 

なにかお腹を守る措置や装備があるのかと思いきや、裸になって薄い紙のようなエプロンを着るだけ。

通常のレントゲン撮影と同じ方法で鉄板にお腹をひっつけて立って撮影しました。

臨月のお腹をひっつけるのはかなり苦しかったのですが、先生が容赦なく「キレイにうつらないからもっと前に!」とかスパルタかましてきて困りました。

 

この日の診察では胎児の重さが3300g・頭囲が9.5cmと予測されていて

このまま大きくなり続けると経膣分娩では産めない可能性もあると言われていましたが、レントゲンを撮ってみると産道にはまだ胎児の頭が通る余裕があることがわかりました。

ただし、胎児が自力では骨盤内に降りてこられない体勢でひっかかっているから陣痛もこない、これはもうどうすることもできないとの説明が…

それなら帝王切開になるのかな?と思っていたら先生が

 

陣痛がくると胎児は回旋します。

胎児が自力で回って出てくる以外に方法はないので自然陣痛を待ちましょう

 

え??待って??

ひっかかっているから陣痛がこないのに、陣痛を待ちましょうとは一体????

 

頭の中は大混乱したのですが、わかりました…としか言えず。

予定日から1週間経っても陣痛がこない場合は誘発入院をして陣痛促進剤を投与するとのこと。

周りからの知識で「促進剤 = 死ぬほど痛い」というイメージがあるため

何としてでも促進剤投与は避けたい!!!子供よ降りてこい!!!と願うしかありませんでした。

 

このときのメンタル

予定日を迎えても予兆が全くないことにだんだん焦り始めました。

 

入院の説明を受け、どうしても陣痛促進剤を使いたくない気持ちが強くこれも焦りにつながりました。

 

陣痛が起きる日なんて誰にもわからないこととは言え、先生は「とにかく歩いてください」としか言わないし…(猛暑なのに…)。

 

それに加えて、予定日を迎えたころから急激に増加する、周りからの声。

 

 

「子供うまれた!?」

 

「どう?今日も兆候ない?」

 

「もうお腹大きすぎじゃない?」← 腹囲106cm

 

「いつうまれてくるんだろうね?」

 

 

良かれと思って声をかけてくれてるんだと思うのですが、いつ産まれるかなんて私が一番知りたいわ!とイライラ。

 

このまま胎児が育ちすぎたらお産が大変になるかもしれないとか、絶対にありえないのに「私一生妊婦なのでは…?」と思ったりしていました。

 

お腹も重たいし動きにくいし眠れないし「妊婦飽きた…早く妊婦やめたい…」とぼやくことも増えました。

 

正産期に入る前はツイッターで「予定日超過してしまった…」と焦る方々を見ながら

「焦らなくてもいつかは産まれてくるんだし」などと思っていましたが、いざ自分が体験すると想像以上のイライラと焦りと不安でいっぱいに。

 

だから予定日超過して鬱々している妊婦さんがそばにいたら、いつ?とかまだ?とか焦りを誘発する言葉は禁句です。

気分が変わるような提案をしてくれると嬉しいかもしれません。

私は母がなにも言わず、カフェやお散歩に誘い出して気分転換をさせてくれて助かりました。

 

 

予定日超過からの1週間

 

腹囲106㎝でとてつもなく体が重かったのですが、健康妊婦だったのでアクティブに動き回っていました。

破水や突然の陣痛をおそれていた時期もありましたが、予定日を超過すると気にならなくなりました。むしろ早く兆候こい!という感じ。

出産直前でも体調が良く無理のない範囲であればなんでもできますし、なんでも楽しめます。

私はポケモンGOをしながら街を徘徊し、出産後に着たい服を買いにショッピングモールに行き爆買い

毎日のようにカフェ巡りをして、散歩の途中にふらりとマックに寄ったり

PCを新調したりと悔いのない単身ライフを送りました。

 

 

最後の妊婦健診

 

出産予定日の1週間後、最後の妊婦健診へ。

最後の悪あがきで産院までの4kmを歩くことに。

だけど状態は全く変わらず子宮口は1cmも開いていませんでした。

先生から

 

あなたの場合、入院したその日に経口の促進剤だけで産まれることはまずあり得ません。
胎児の向きも直っていないし難しいお産になることは覚悟しておいてください。

 

と言われかなりへこみました。

 

…今考えたらこの先生すごく厳しくない?

 

翌日からの誘発入院の説明を受け帰宅。

私は薬で子供を産むから、前駆陣痛やおしるしを経験することはないんだなぁ…と感傷に浸っていたら突然、痛みのない定期的な張りが起こるようになりました。

 

そしてその夜、薄いピンク色の出血が!

なんと!これが噂のおしるしか!!!!

経験することがないと思っていたので、あれだけこわかった陣痛もおしるしも嬉しくてはしゃいでしまいました。

おそらく内診の刺激で子宮口が開き始めたのだと思います。私の周りも内診後に陣痛が来たという方がたくさん。

 

その後お腹が痛みだしました。生理痛の少し重たい日くらいの痛み

だけど陣痛は生理痛と違って波があるので我慢できました。

痛みはだんだん強くなりましたが、翌日に入院を控えているので病院に連絡せず就寝。

しかし痛みでAM3:00まで眠れず、1時間だけ寝落ちしましたがやっぱり痛くてAM4:00に目が覚めました。(その後、出産後まで40時間眠れず…)

 

このときのメンタル

入院を目前にしてセンチメンタルになり、これまでの妊娠期間を振り返って無事にここまでこれたことが嬉しくて有難くて泣きました(笑)

 

この日の気持ちを忘れないようスマホのメモに日記も書きました。

 

私は全く涙もろくなくて、感動で泣いたことや卒業式で泣いたことは全然ないのですが、これぞ妊婦メンタル。ホルモンすごい。

 

不思議と入院、促進剤、陣痛、出産などへの恐怖は消えていました。産まなければと脳が覚悟するのでしょうか。

 

 

予定日超過のお金の話

 

最後に、予定日を超過した場合にかかるお金のことを少し。

 

★妊婦健診の助成券が切れる

妊婦健診の助成券は枚数が決まっていて、だいたい予定日通り産まれてくる場合の健診回数分しか用意されていませんね。

予定日超過が見えてくると、内診やNSTのため毎日にように病院に行くことも…

そうなると手出し分が増えてしまいますね。

 

★入院費が多めにかかる

私のように計画入院となると、陣痛が来てその日のうちに入院→出産となった方よりも入院費が増えてしまいます。

 

出ていくお金を考えるとプラマイゼロかもしれませんが、少し嬉しいことも。

 

☆産休が伸びる

私の会社は産休の間はお給料が出ていました。産休終了は出産日から10週目まで。

私の場合、出産日が予定より9日伸びたので、お給料も予定より9日分多くもらえることになりました。

お給料が出ない場合は出産手当金が支給されますが、こちらも超過日数分多く計算された額が支給されます。

 

 

次回→誘発入院、陣痛促進剤、出産まで

 

ここまでは出産を迎えるまでのレポでした。

お産はかけがえのない経験でしたが、それと同じくらい出産前のメンタルや体の状態のジェットコースターのような変化が印象的だったので書き留めておきたくレポにしました。

予定日超過して不安な妊婦さん、不安で不快な気持ちとてもよくわかります。あと少しがんばって。かわいい我が子に早く会いたいですね。

周りに予定日超過した妊婦さんがいらっしゃる方には、超過妊婦の気持ちが少しでも伝わりますように。


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