新型コロナウイルスの経済対策として
1人に10万円の現金給付が4月20日に閣議決定しました。
その名も「特別定額給付金(仮称)」です。
対象者や申請方法について情報が公開されたのでまとめてみました!
特別定額給付金対象者は?
1人10万円給付の対象者は
基準日に住民基本台帳に記載があれば、国籍を問わずに給付対象となります。
ちなみにこの給付金は非課税となる予定です。
住民基本台帳とは?
住民基本台帳とは、住民票をまとめたもの。
住民票に記録のある人は全員が受給対象です。
赤ちゃんはもらえるの?と話題になっていましたが
基準日に住民基本台帳に記録されていれば赤ちゃんにもしっかり給付されます。
いつまでに産まれた新生児が給付対象になるのか
出生届が出せず4月27日に住民基本台帳に記録が間に合わなかった赤ちゃんは給付対象外なのでしょうか?
いいえ!
基準日の4月27日に生まれた赤ちゃんも対象となります!
基準日直近に生まれたからといって急いで出生届を出す必要はありません。
法定の届出期間内(出生から14日以内)に出生届を提出しましょう。
特別定額給付金は誰の口座に振り込まれる?
特別定額給付金の受給権がある人(受け取る人)は
世帯主が家族全員分を一括申請し、全額指定の口座に振込されます。
世帯主の委任署名・捺印があれば代理人による申請もできるため、振込口座は代理人の口座も指定可能のようです。
ただし世帯あたりの給付金を個別に口座指定することはできず、誰かの口座に一括振込となります。
特別定額給付金の申請方法
特別定額給付金には以下の2つの申請方法があります。
● 郵送申請方式
● オンライン申請方式
くわしく確認していきましょう。
郵送申請方式
市区町村より、受給権者(世帯主)あてに申請書が郵送されます。
必要事項を記載し、市区町村あてに返送すれば申請完了です。
▼申請用紙見本
郵送方式の必要書類
● 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証の写しなど)
● 振込先口座の金融機関名・口座番号・口座名義人がわかる通帳やキャッシュカードの写し
希望する口座が、水道料や住民税の引落し・払込みに使用している
または児童手当受給口座と同一の場合は、通帳等の写しは不要です。
オンライン申請方式
こちらはマイナンバーカードを持っている人のみ選択可能です。
マイナンバーカードを使ったネット上での手続きサイト「マイナポータル」で
特別定額給付金の申請画面から世帯主・世帯員の情報と振込先口座情報を入力。
口座情報の確認書類をアップロードして電子申請をします。
本人確認は電子署名により行うため、本人確認書類は不要です。
オンライン申請の必要書類
● マイナポータルにログインできる端末(PC・スマホ)
● マイナンバーカード
● 電子署名のためのICカードリーダーか対応スマートフォン
ログインや電子署名についての詳細はマイナポータルでご確認ください
特別定額給付金はいつからもらえるの?
特別定額給付金の給付開始日は市区町村が決定します。
市区町村は郵送とオンラインでそれぞれに受付開始日を設定でき、オンラインのほうが早めに受付開始になるのではないかとされています。
申請の期限は郵送での受付開始から3ヶ月以内です。
人口の少ない自治体では5月から給付が開始できる見通しであると、総務省が記者会見で発表しています。
受け取らないという選択もできる
特別定額給付金を受け取りたくない場合は
「受け取りを希望しない」という欄にチェックを入れて申請します。
これは世帯員ごとに選択可能です。
家族全員受け取りません!という場合は申請しなければ良いようです。
基準日以降に亡くなった人は対象?
基準日に住民基本台帳に記録されている人は全員給付の対象となるため
基準日以降に亡くなった場合も給付の対象になるとのことです。
ただし、基準日直前に亡くなった場合は対象外となります。
DVを受けている人などは個別相談で対応可能
配偶者からDVを受けて避難している人とその同伴者(お子さんなど)で
別居はしているものの、基準日時点で居住している市区町村にまだ住民票をうつしていない場合は、避難先の自治体に申し出ると、その市区町村から給付してもらえます。
総務省の案内にはDV避難をしている場合のみ記載がありますが
離婚調停中など、特別な理由がある方は
世帯主給付ですべて持っていかれてしまう…と諦めずに相談してみると良いかもしれません。
新型コロナ 特別定額給付金申請のまとめ
今回は、給付のスピード感を重視しているため
申請方法などもシンプルなものになっています。
コロナ給付金のポータルサイトができました!
振込までにどれくらい時間がかかるかはまだわかりませんが
新型コロナの外出自粛が解除された後に、給付された10万円でどう経済をまわしていくかを考えながら過ごそうと思います。
私は、お世話になっていたのに今コロナの影響で困っている知り合いの飲食店などでお金をつかえたらなと思っています。
まだまだステイホームが続き、精神的にも疲れがたまってくる時期ですが
がんばって乗り切りましょう^^