この記事は、ご夫婦で読んでいただけるように書きました。
特に子育て中のパパママに向けた記事ですので
ぜひパパにシェアして読んでもらえたら嬉しいです。
今年のゴールデンウィークはステイホーム週間ということで、おうち時間が長くなりますね。
例年より家庭内のストレスが予想されるこの連休で、円満にリフレッシュする方法を考えました。
これにはパパの協力が必須なのですが、難しいことや大変なことはお願いしません。
少しだけ奥様に「おやすみ」を提供してもらいたいのです。
お父さんたちだって、毎日仕事でくたくたでおやすみしたい気持ちは十分わかります。
だから、ほんの少しの時間でいいんです。
私が提案するのは
をリスト化し、連休中の随所でそのタスクを消化する時間を作るということ。
なるべく自分勝手なことや無茶なことは言いません。
くわしく説明していきます!
ママの1日 休みなしのタイムスケジュール
まずは、世のお父さんいつもお仕事お疲れ様です。
今年のゴールデンウィークは外出自粛でどこにも行かれませんが
日々外で戦っているお父さんたちは、家でゆっくりできるのが嬉しいかもしれません。
2020年のゴールデンウィークは前後4日有休をとれば12連休。
どうぞゆっくり休んでください…と、言いたいところですが、少しだけ妻の主張を聞いてほしいと思います。
世のお母さんたちには、土日も連休もありません。
ゴールデンウィークというけれど、母たちにとってそれはただの5月初旬。
今日も明日も同じ労働が繰り返されるだけなのです。
毎日同じ労働を繰り返す・・・と書きましたが
妻たちは家でどんな仕事をしているのか、私の1日を例に紹介させてください。
● 後追いが激しい
● 1人にするとギャン泣き
● 離乳食が好きじゃない
● つかまり立ちとつたい歩きで転げまくるので目が離せない
● そこらへんのものをなんでも口に入れるので目が離せない
● 目が離せないから1人あそびは危ない
● 昼も夜もとにかく寝ない、夜泣きあり
1日の流れがこちら
随所で授乳やミルク、オムツ替えが入り、離乳食のたびに掃除や洗濯が追加になります。
お風呂から出た後は保湿と地獄の着衣(逃げまわる)があります。
息子は散歩中に寝るので、家ではほとんど寝てくれないんですよね。
後追いもひどく、少しでも1人にすると泣き叫ぶので気が気じゃなくてトイレもゆっくりいけません。起きている間はずっと遊びに付き合っています。
我が家は夫の帰りが遅いこともあり、夜中まで自分の時間は全くありません。
息子がお昼寝をしてくれたら少しだけネットができるかな?というくらい。
月齢や年齢、お子さんの人数で差はありますが
世のお母さんたちは平日も土日も関係なく、こんな毎日をひたすら繰り返しています。
今はコロナの影響で毎日子供たちが家にいて大変だというご家庭も多いですよね。
日中に過ごせない自分時間を、私は夜中に過ごしています。(朝は苦手で朝活は無理)
そういうお母さんたちも多いのではないでしょうか。
子供が大好きなのはわかってほしい
こういうとき、育児がキツいとか、子供と少し離れたいとか言うと必ず

わかってて子供を作ったのは自分でしょ

子供がかわいくないの?
などと言ってくる人がいますが、そうじゃありません。
自分の子供は本当にかわいい。
心から愛しています。
だからこそ、適当になれずに真正面から向き合って疲れてしまうことがあるのです。
かわいくなかったら育てませんし、悩みません。
私たちは子供が嫌で離れたいわけではない。
パパにはぜひ、それをわかってほしいなと思います。
妻がゴールデンウィーク中に過ごしたい自分時間10選
世の中のお母さんたちが全く自分時間を持てずに過ごしていることは伝わったと思います。
そこで冒頭に書いた「妻がゴールデンウィーク中に過ごしたいささやかな自分時間のリスト化」を思いつきました。
したいことをリスト化して、連休中にそれをする時間を夫婦で協力して作ります。
自分の時間がない、自分の時間がほしいと強く思ってはいるけど
実際になにがしたいのか?があいまいになり、不完全燃焼を招いてしまうためリストにして可視化します。
リスト作りにルールを設ける
夫も毎日労働して疲れていることについては私と同じです。
協力を求めるにあたって、自分勝手ではいい気がしませんよね。
だから、夫が気持ちよくお願いを引き受けられるようにルールを決めました。
これは夫にへりくだっているのではなく夫婦間のマナーだと思って設定したものです。
リスト化のルール
①夜泣き対応を代わってもらう、朝遅くまで寝させてもらうなどは対象外とする
②タスクは10分~120分ほどでできることにする
③難しいことの要求、金銭の要求、パシリ扱いはなし
④自分で完結できることだけが対象
このルールに則れば丸一日子供の面倒を見る!というハードタスクにはならないので、パパも安心できるのではないでしょうか。
リスト作りはテーマを決めてからはじめる
いよいよリストを作っていきますが、リストを作るにあたって
- 子供の相手をしていてできていないこと
- 子供を産む前は当たり前にしていたこと
というテーマを決めました。
タスクは達成できなければ意味がありません。
消化することによって満足感が得られます。
なので、難易度が低いことを設定するほうが自分のためになるのです。
私の作ったリスト 私のほしい自分時間10選
では私が作ったリストがこちらです!
- お風呂にゆっくり入って半身浴、雑誌読む、酵素洗顔、ボディスクラブ
- ゆっくり離乳食のストックや作り置きおかずを作る
- 部屋の整理整頓、出しっぱなしにしている荷物の片づけ、拭き掃除
- 気が済むまでネットサーフィン、ネットショッピング
- 周りの音をシャットアウトして読書(イヤホンで音楽聞きたい)
- ボディケア、スキンケアをゆっくり
- DVDや映画や録りだめたドラマが見たい Eテレ以外のテレビが見たい!
- お取り寄せのスイーツを食べる
- 買ったまま使えてないコスメを使う
- PCしたい、ライン返信やリプ返信したい
ほんとにちょっとのことなんですが、私はこれができたらハッピーになれます。
時間の使い方が上手なママなら簡単にできていることかもしれませんね。
このタスクを連休中に少しずつ消化させてもらいます。
パパが家にいる日数が6日間なら1日1~2個ずつです。
パパの休みに合わせてリストの個数を増やしたり減らしたりしてもいいと思います。
私が自分時間を過ごしている間、夫には子供と遊んでもらったり、散歩に出てもらったりします。
子供を寝かしつけて一緒に寝ていてもいいです。
用意した離乳食を食べさせるのをお願いすることはありますが
調理や授乳など、私しかできないやるべきことを放棄してまで自分時間を過ごすことはしません。
なので、夫の負担はそんなに大きくないと思います。
だけど私はとってもリフレッシュできます。
リフレッシュした分、夫にも子供にも優しくできてみんながハッピーになれると思うのです。
リストを作ったらすること
リストを作ったら、あとはパパと協力しあうだけ。
本当はこんな回りくどいことをしたり、わざわざお願いをしなくても
お互いが相手を気遣った役割分担をして、ゆっくりする時間を確保できればいいのですがそれは理想論。なかなか難しいですよね。
ママから急に「もう疲れた!私好きなことするから!」と全てを押し付けられても
パパはびっくりしてしまいますよね?拒否反応が出てけんかになることも。(うちはよくあります)
パパに協力を求める時は
リストを作った主旨を話して、リストを共有してもいいと思いますし
作ったリストは見せずに主旨だけ話して、その都度「今から◯◯をしたいから時間もらうね」と伝えるのもいいと思います。
私は後者の方法で

GW中は、パパにこどもと遊んでてもらう間にちょこちょこしたいことやったり、のんびりしたりしたいんだけど協力してもらえる?
ゆっくりお風呂入ったり、本読んだり、料理したりする時間がほしいだけでそんな難しいことは頼まないんだけど…
とお願いしたところ、快く引き受けてくれました。
この記事をシェアして一緒に読んでもらってもいいかもしれません。
私が書いたような1日の流れを細かく記したものを見てもらうのも、パパが仕事に行っている間のことがわかりやすくていいですよね。
難しいかもしれませんが、全く主旨を話さずに
うまくお願いしながらタスクをこっそり消化していくのもアリだと思います。
早速試してみた結果とっても円満に幸せになれた
早速、昭和の日に試してみました。
消化したタスクは「ゆっくり離乳食のストックや作り置きおかずを作る」です。
いつもみんなが寝静まった深夜に作ってへとへとだったので…
日中にゆっくり、子供に泣かれることなく思う存分音を立てながら料理したかったんです。
夫には「ちょっとゆっくり離乳食のストック作りたいんだけどいいかな?」とお願い。
全て終わるまでに2時間かかりましたがその間に夫は
好きなテレビを見ながら子供とあそんで、一緒にお昼寝までしていました。
(こういうときは良く寝る息子…別にいいんだけど…)
時間も短く、子供の面倒を見ているだけなので
特になんの負担にもならなかったとのことでした。
私もたっぷり離乳食のストックを作れて最高に充実!
作り置きおかずまでは手が出ませんでしたが、それでも幸せでした。
タスクを消化できたので、感謝の気持ちを伝えます。

パパのおかげでゆっくり離乳食作れて幸せだったー!
ありがとう!
と言ったところ、予想外の言葉が。

全然いいよ〜というか男も子供の面倒見るのなんか当然なんだし、したいことがあったらこれからもちゃんと言ってね。
ストレスためてまで育児するのは良くないし、やっぱりお母さんが幸せそうで明るいのが家庭にとっては大切だね。
そんなこと今まで言われたことがなかったのでびっくり。
自分が好きなことをしただけなのに、夫からこんな言葉をもらえるとは思ってもみませんでした。
やりたいことの見える化とママの笑顔は家庭円満に大切
いつもは「疲れた」「私の時間は1分もない」なんて愚痴をこぼしたり
めそめそ、いらいらして突然「もう家事したくない」とすねたりして
夫を辟易とさせていた私ですが、こうして
・時間をもらってしたいことを
・なぜそれをしたいのか
をパートナーに丁寧に伝えることでお互いの気持ちに余裕ができて、円満になれるのだなと思いました。

申し訳ないけど察する能力がないから、こんなことしたいから時間がほしいとか具体的に言ってもらえるとすごく助かる
夫もこういう意見でした。
ママがガルガルしていると、それがパパに伝染してお互いがピリピリし
些細なことで言い合いになったり、相手の小さな言動に過剰に反応してしまいます。
けんかになり口をきかない、険悪ムードのまま次の日を迎える…
子供も両親の雰囲気を察知して縮こまってしまう…
という最悪の悪循環を避けるためにも、ママが自分時間を持つことがとても大切だと思います。
もちろん、ママが協力してパパものんびりする時間をとるようにします。
我が家ではうまくいった、自分時間のリスト化。
今後は普通の土日にも使っていきたいと思っています。
ぜひご夫婦でお試しください^^
でもきっと、こんなことしなくても旦那様が協力的なご家庭もありますよね。
心底うらやましいです~!